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エゴノキ


秋に熟す果実の果皮にはエゴサポニンが含まれていて、痰きりや咳止めの製薬原料にもなっていますが、溶血作用があるので煎服は危険です。春先から初夏にかけて可憐な花を垂れ下げます。果皮がひどく「えごい」のでエゴノキだっていいますが、「えごい」と言うのは「えぐい」であくが強く、いがらっぽい味のことだそうです。


毒草名  エゴノキ、チシャノキ、ベンゾイン(Benzoin)、ロクロギ
学 名  Styrax japonica SIEB. et ZUCC.
特 性  エゴノキ科 エゴノキ属、えぐい落葉小高木〜高木
花 期  5〜6月
仲 間  ベニバナエゴノキ、シダレエゴノキ、セイヨウエゴノキ
毒部位  果実、果皮
成 分  エゴサポニン(Egosaponin)
症状  ただれ、胃炎 (誤食の時は生卵の黄身を飲めば直るといいますが・・・)


 

じっくり見ると綺麗な花ですね。ちょっと臭いのが難点。


 

秋には毒の実がなります。水に入れてかき混ぜると泡だってきて、昔は石鹸の代用にされていました。また、魚のエラに付いて呼吸を止める作用があるとこらから「魚毒」として使われてきました。

 



 

フツーの雑木林でよく見かける木です。公害にも強いので街路樹や公園などにも植えられています。春から初夏になると白い花をビッシリ咲かせるので分かりやすいですね。




気の緒に 思へるわれを 山ぢさの 花にか君が 移ろひぬらむ
(万葉歌:チサは別名)



-------- 赤花エゴノキ(ピンク・チャイム) --------

 



-------- エゴの猫あし --------

 

エゴノキにできた「虫こぶ」です。エゴノネコアシアブラムシという昆虫が新芽に寄生して猫の足のような形に変形したものです。エゴノネコアシアブラムシはこれを住みかにして外敵から身を守りながらエゴノキエキスを吸って大きくなります。


 

≪MEMO≫
・聖書に登場する「ナタフ」とはセイヨウエゴノキを指すとの説があります。


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